
平屋を1200万円で。この金額を目安に調べている方は、たぶん一度1000万円という数字を見たあとなんじゃないかと思います。
建築費は上がったままです。国土交通省が公表している建設工事費デフレーターを見ると、住宅建築の指数は数年前から高い水準で推移しています。木材価格が跳ね上がったウッドショックの混乱は落ち着きましたが、値段が元に戻ったわけではありません。
円安と原油高も乗ってきます。輸入している建材や設備の値上がりが続いていて、物価高騰の話が住宅の見積書にまで届いている状態です。数年前の実例をそのまま信じると、実際の数字とずれます。
そんな中で1200万円という帯は、けっこういい位置にあります。いちばん安い価格帯だと選べるものがほとんどありませんが、200万円足すと選択肢が出てくるんですよね。
この記事は、予算を抑えたいけれど、暮らしの質も落としたくない方に向けて書いています。土地を持っていて、これから建てる方に読んでほしい内容です。
僕は40代後半、共働きで子どもが2人います。築20年台の戸建てに住んでいて、建て替えるなら平屋にしたいと考えました。建築の資格は持っていません。ただの施主として2年調べただけです。
最初に見積もりを取ったとき、いちばん安い提案がちょうどこのあたりの金額でした。正直「これで足りるのかな」と半信半疑だったんですが、中身を見ていくと納得できる部分が多かったです^^ その読み方も含めて書いています。
- 1200万円は坪単価50万円で24坪、55万円で22坪あたりが目安になる
- 200万円足すと、広さ・断熱・水回りのどれかを選べるようになる
- 2LDKなら余裕を持って組め、3LDKにすると部屋がやや小さくなる
- 規格プランを基本にしつつ、一部だけ変更できる会社が増えている
- 付帯工事と諸費用を足すと、総額は1700万円前後を見ておきたい
平屋の総額は敷地条件で変わります。あなたの土地の条件で作った平屋プランを無料で取り寄せられます。
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平屋のプランを、読みながら手元に置いておく
この記事の数字は、あなたの家族の人数と予算に当てはめたときに、はじめて自分のものになります。
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1200万円で選べるようになるもの
- 坪単価50万円前後なら24坪、55万円なら22坪あたりが収まる広さになる
- 規格プランを基本にしながら、一部だけ変更できる会社が選択肢に入る
- 断熱の仕様を1段上げるか、水回りのグレードを上げるかを選べてくる
- 収納や造作を少し足せるので、暮らしの使い勝手が変わってくる
この価格帯のいいところは、選択肢が出てくることです。いちばん安い帯だと、ほぼ決まった形になります。
僕が3社から提案をもらったとき、いちばん安い会社の見積もりがこのあたりでした。担当の方が「200万円ぶんは、お客さまが決められる部分です」と言ったのが印象に残っています。
その200万円をどこに使うか。それがこの記事の主題です。まずは、この金額で何が成立するのかを整理します。
坪単価から見た広さの目安
坪単価50万円で24坪、55万円で22坪、45万円なら26坪。これがこの価格帯の広さの目安になります。
坪単価は会社の価格帯によって決まります。規格プランを主力にしている会社なら45万円から55万円、地域の工務店が自由設計で組むと60万円を超えてきます。
ここで気をつけたいのが、坪単価の定義です。本体工事費を延床面積で割る会社と、施工面積で割る会社があります。施工面積にはポーチや玄関の土間が入るので、分母が大きくなって坪単価は安く見えます。
だから会社をまたいで比べるときは、坪単価ではなく総額でそろえてください。「この条件で、住み始めるまでに必要な金額の合計を出してください」と頼む。それで初めて横に並べられる数字になります。
24坪という広さは、畳にしておよそ48畳。夫婦二人なら十分にゆとりがあり、3人家族でも無理なく暮らせます。ここが1200万円という帯の中心になります。
一部だけ変更できる会社が選べる
設計の進め方も、この価格帯から幅が出てきます。
いちばん安い帯だと、用意されたプランをそのまま選ぶ形が中心です。間取りも仕様も決まっているので、こちらが決めることは色くらいになります。
1200万円まで来ると、規格プランをベースにしながら一部を変更できる方式が選べるようになります。壁を1枚動かす、収納の位置を変える、窓を1か所増やす。こういう調整が可能になるんですよね。
変更の範囲は会社によってかなり違います。「セミオーダー」「規格プラン+アレンジ」といった名前で呼ばれていることが多いので、相談のときに聞いてみてください。
完全な自由設計まで求めるとこの価格帯を超えますが、少し動かせるだけでも住み心地はかなり変わります。ここが200万円の使いどころのひとつです。
変更できる項目の例を挙げておきます。間仕切りの位置、収納の扉の向き、窓の大きさと数、コンセントの位置と数。このあたりは追加費用が小さいので、受けてくれる会社が多いです。
逆に難しいのが、水回りの位置を動かすことです。配管の経路が変わるので、金額がまとまって上がります。ここを動かしたいなら、最初からそういうプランを選ぶほうが早いです^^
断熱か水回りのどちらかを上げられる
仕様についても、選べる幅が出ます。
断熱の仕様を1段上げると、24坪でおよそ50万円から80万円。窓を樹脂サッシの複層ガラスにして、断熱材の厚みを増す形です。
水回りのグレードを上げるなら、キッチンと浴室の2か所で40万円から60万円ほど。天板の素材、水栓の使いやすさ、浴槽の断熱性能が変わります。
どちらか一方なら選べますが、両方やると予算を超えます。
順番としては、断熱を先に選ぶことをおすすめします。設備は10年後や15年後に入れ替えられますが、断熱材は壁の中に入るのであとから足せません。
水回りは、毎日触るところだけ上げるという手もあります。キッチンの水栓と浴室のシャワーヘッドは、住み始めてからでも交換できます^^
断熱の水準は、断熱等性能等級という指標で表されます。数字が大きいほど性能が高い仕組みです。各社の標準がどの等級かを聞いて、そろえて比べてください。
この数字は会社をまたいで比べられるので、判断の材料になります。「標準は等級いくつですか? 1段上げるといくらですか?」と聞くのが、いちばん早い確認方法です。
収納や造作を少し足せる
もうひとつの使い道が、収納です。
ファミリークローゼットを1か所作る、玄関に土間収納を設ける、洗面の横に物干しスペースを取る。こういう追加が、20万円から50万円ほどでできます。
金額のわりに効果が大きいのがこの部分だと思っています。設備のグレードを上げても暮らしはあまり変わりませんが、収納が使いやすくなると毎日が変わるんですよね。
造作の棚やカウンターも、1か所か2か所なら入れられます。大工の手間がそのまま金額に乗るので、こだわる場所を絞るのがコツです。
全部やろうとすると足りなくなります。優先順位を3つに絞って、そこだけ足す。この進め方だと、予算の中で収まります。
22坪から25坪という広さの現実味
- 22坪は夫婦二人にゆとりがあり、来客用の部屋も1つ確保できる広さになる
- 24坪から25坪になると、3人家族でも各自の居場所が作れるようになる
- LDKに何畳割くかで、居室の広さと部屋数の組み合わせが決まってくる
- 平屋は階段がないぶん、同じ坪数でも2階建てより広く使える形になる
- 敷地は50坪から55坪ほど必要になるので、土地の条件も合わせて見る
数字だけ見ても広さの感覚はつかみにくいので、暮らし方から見ていきます。
知り合いのご夫婦が、23坪の平屋を建てました。前の家は延床36坪の2階建てで、2階の2部屋をほとんど使っていなかったそうです。「使う場所だけ持つと、こんなに楽なんだ」と言っていました。
この章では、坪数ごとの暮らしの形を具体的に並べます。自分の家族構成に近いところを探しながら読んでみてください。
22坪で組める暮らしの形
22坪は、畳にしておよそ44畳。ここに何を入れるかを考えます。
LDKを17畳から18畳取ると、寝室に8畳、もう1部屋に6畳を割けます。これで2LDKが成立します。廊下と水回りを差し引いた現実的な配分です。
夫婦二人なら、これでかなりゆとりがあります。もう1部屋を書斎にしても、来客用にしても、趣味の部屋にしても使えます。
子どもが1人いる3人家族でも成立します。子ども部屋を6畳取って、親が寝室を使う形です。ただ、子どもが大きくなると少し窮屈に感じるかもしれません。
この広さが向いているのは、子どもが独立したあとの建て替えや、夫婦二人でこれから長く暮らす家です。掃除の負担も軽く、冷暖房の効率もいい。日々の手間が減るのが、いちばんの利点だと思います。
実際の配分をもう少し細かく見ておきます。22坪は約72平方メートル。ここから水回りに約12平方メートル、玄関と廊下に約8平方メートルを使うと、居室に回せるのは52平方メートルほどです。
52平方メートルは約32畳。LDK18畳、寝室8畳、洋室6畳で32畳になります。収納をここから引くので、実際にはもう少しタイトになります。
だから22坪で2LDKを組むなら、収納の取り方が肝心です。壁面をうまく使って、家具を置かなくても収まる形にしておくと、体感の広さが変わります^^
24坪から25坪で変わること
2坪から3坪増えると、選べる形が広がります。
LDKを20畳に広げても、6畳の部屋を2つ確保できます。あるいはLDKを18畳のままにして、8畳の部屋を2つ取ることもできます。
3人家族なら、これでかなり余裕が出ます。子ども部屋を6畳、主寝室を8畳、LDKを20畳。それぞれに居場所ができる形です。
4人家族だと、子ども部屋を2つ取ると各部屋が5畳ほどになります。
5畳でもベッドと机は置けますが、成長すると手狭になります。4人家族で長く暮らすなら、もう少し広さがほしいところです。
ただ、子どもが小さいうちは1部屋を共用にして、大きくなったら仕切るという方法もあります。壁を将来入れられるようにしておけば、建てるときの費用は変わりません。
25坪まで来ると、ファミリークローゼットのような専用の収納室も取れるようになります。2畳から3畳あれば、家族全員の衣類がまとまります。
洗面の隣に置くと、洗濯物をたたんでそのまましまえます。平屋は洗濯の動線が1階で完結するので、この配置ができると毎日の手間がはっきり減るんですよね。
24坪と25坪の1坪差でも、こういう部屋がひとつ入るかどうかが変わります。坪単価50万円なら50万円の差なので、検討する価値は十分にあります。
LDKに何畳割くかで決まる
間取りを考えるとき、いちばん最初に決めるのがLDKの広さです。ここが決まると、残りの配分が自動的に決まります。
目安として、4人掛けのダイニングテーブルとソファを置くなら16畳はほしいところ。8畳の和室をつなげるような使い方をしたいなら20畳以上です。
平屋の場合、LDKを広く取ると家全体が明るくなります。真ん中に大きな空間があると、そこから各部屋に光が回るからです。
逆にLDKを絞って個室を増やすと、家の中心が暗くなりやすくなります。窓の位置で解決できる部分もありますが、設計の難しさは上がります。
この価格帯なら、LDKを18畳から20畳取って、個室を2つ。これがいちばん収まりのいい形かなと思います^^
LDKの形も考えておきたいところです。正方形に近い形だと家具を置きやすく、細長い形だと動線が長くなります。
ダイニングとリビングを横に並べるか、縦に並べるか。横並びだとキッチンからの見通しがよくなり、縦だとそれぞれの空間が独立します。図面をもらったら、実際に家具を書き込んで確かめてみてください。
天井の高さも体感に効きます。平屋は上に階がないので、勾配天井にして高さを取ることができます。追加費用は20万円から50万円ほどですが、同じ広さでも印象がかなり変わります。
平屋は同じ坪数でも広く使える
ここは何度でも書いておきたい部分です。
2階建ての22坪と、平屋の22坪は体感がまったく違います。階段が要らないからです。
2階建てだと階段そのもので1坪、上下の廊下で1坪から2坪。合わせて2坪から3坪が通路に消えます。平屋にはそれがありません。
さらに、平屋は廊下を減らす間取りにしやすい形です。LDKを中心に置いて各部屋に直接入る配置にすれば、廊下がほぼゼロになります。
合わせると、平屋の22坪は2階建ての25坪から26坪くらいの感覚になります。今の家と比べるときは、この差を頭に入れておいてください。
もうひとつ、平屋には天井裏という余白があります。屋根の下にできる空間を小屋裏収納にすれば、延床を増やさずに容量を確保できます。
高さの条件を満たせば、固定資産税の計算でも床面積に入りません。費用は20万円から50万円ほどで、1坪増やすより安く済むことが多いです。
収納に困りやすいこの規模では、この選択肢を知っているかどうかで結果が変わります。季節家電や思い出の品を上げておくだけでも、居室がすっきりします^^
必要になる敷地の広さ
建物が決まったら、土地の条件も見ておきます。
建築面積24坪に対して、駐車場2台分で15坪、アプローチと庭で10坪、隣地との離隔で5坪。足すと54坪になります。
建ぺい率の制限も効いてきます。60%の土地なら40坪の敷地に24坪まで建てられますが、それだと駐車場と庭がほとんど取れません。実際には50坪から55坪ほしくなります。
50坪以上の売地は、市街地では出てくる数が減ります。分譲地は40坪前後で区画されていることが多いためです。郊外まで範囲を広げると、候補が一気に増えます。
土地を検討するときは、面積・価格・建ぺい率の3つを控えて、そのまま住宅会社に渡してください。「この土地に24坪の平屋が入りますか?」と聞けば、判断してもらえます。
用途地域も見ておきたいところです。第一種低層住居専用地域では、外壁を境界から1メートルまたは1.5メートル後退させる規定がある場合があります。
この規定があると、同じ50坪でも建てられる範囲が狭くなります。平屋は建築面積がそのまま延床になるので、この制限を直接受けるんですよね。
土地の販売資料には、建ぺい率・容積率・用途地域が必ず書かれています。読み方が分からなくても、そのまま渡せば判断してもらえます。契約の前に一度見てもらうと安心です。
2LDKと3LDKの分かれ目
- 部屋を1つ増やしても金額はほとんど変わらず、面積の配分だけが変わる
- 家族の人数と、これからの変化の見込みで決めていくのが現実的になる
- 可動する間仕切りを使えば、必要になってから分けることもできてくる
- 部屋数を増やすと、それぞれの居室に入る光の量が減っていく
この価格帯でいちばん相談が多いのが、部屋数の話です。
2LDKにして各部屋を広く取るか、3LDKにして部屋数を確保するか。どちらにも理屈があって、正解はひとつではありません。
部屋数を増やしても金額は変わらない
まず押さえておきたいのが、金額の話です。
同じ24坪で2LDKにしても3LDKにしても、建築費はほとんど変わりません。壁が1枚と建具が1つ増えるだけなので、差は数万円から十数万円です。
つまり、部屋数は金額ではなく面積の配分の問題なんですよね。総量が決まっている中で、どう割るかという話になります。
だから「予算が足りないから2LDKにする」という判断は、あまり意味がありません。必要な部屋数で決めて大丈夫です。
ただし、部屋数が増えると建具とドアが増えます。引き戸にするか開き戸にするかでも、1か所あたり数万円の差が出ます。
引き戸は開けたときに壁の中や壁沿いに収まるので、家具の配置がしやすくなります。平屋で部屋をつなげて使いたいなら、引き戸のほうが向いています。
もうひとつ、部屋数が増えると窓の数も増えます。1か所あたり5万円から15万円なので、3部屋を4部屋にすると数十万円動くことがあります。
それでも、面積の配分に比べれば小さな差です。部屋数は暮らしの形から決めて、金額は最後に確認する。この順番で考えて大丈夫だと思います^^
家族の変化から決める
判断の軸は、これから10年でどう変わるかです。
子どもが生まれる予定がある、今の子どもがもうすぐ個室を欲しがる。こういう見込みがあるなら3LDKです。
逆に、子どもが数年で独立する、夫婦二人で長く暮らす。この場合は2LDKにして各部屋を広く取るほうが快適になります。
使わない部屋を作ると、そこが物置になります。
今の家で使っていない部屋があるなら、その広さぶんは減らして考えてください。同じことを新しい家でも繰り返すことになります。
10年後の家族構成を紙に書いてみるのが、いちばん確実です。子どもが何歳になっているか、まだ家にいるか、親と同居している可能性はあるか。ここを書き出します。
書き出してみると、必要な部屋数が意外とはっきりします。うちの場合、10年後には上の子が家を出ている計算になりました。それが分かってから、部屋数の議論がぐっと楽になったんですよね^^
あとから分ける方法もある
迷ったときの折衷案があります。
12畳の部屋を1つ作っておいて、必要になったときに6畳ずつに分ける。この方法なら、今は広く使えて、将来は個室にできます。
分けるための準備は、建てるときにやっておきます。将来の壁の位置に下地を入れておく、その両側に窓とドアとコンセントを付けておく。これで数万円から十数万円です。
可動間仕切りという建具を使う方法もあります。天井までのパネルで仕切る形で、開ければ1部屋、閉じれば2部屋。ただし遮音性は壁ほどではないので、そこは割り切りが要ります。
費用は、可動間仕切りで20万円から40万円ほど。将来壁を入れる方式なら、下地とコンセントの準備だけなので10万円前後で済みます。
どちらを選ぶかは、いつ分けるかで決まります。数年以内に分ける見込みがあるなら可動式、10年以上先なら下地だけ。この判断で無駄が減ります。
部屋数と光の量はトレードオフ
もうひとつ、忘れやすい点があります。
平屋は建物が横に広がるので、真ん中の部屋に光が届きにくくなります。部屋数を増やすと、外壁に面していない部屋が出てくることがあるんですよね。
窓のない部屋、あるいは小さな窓しかない部屋。ここは日中でも照明が要ります。
対策としては、中庭を作る、天窓を入れる、高い位置に窓を取る。どれも追加費用がかかりますが、暮らし始めてからの満足度に直結します。
図面をもらったら、それぞれの部屋がどの方角に面しているかを確認してください。「この部屋は日中どれくらい明るいですか?」と聞くと、設計の方が説明してくれます^^
複数社の提案が並ぶと、その金額が相場の中でどこにあるのかが見えてきます。
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1000万円との差200万円は、どこに使うか?
- 広さに使うと3坪から4坪増え、部屋の余裕がはっきり変わってくる
- 断熱に使うと光熱費で戻る分があり、住み心地も同時に上がってくる
- 水回りに使うと毎日の使い勝手が上がるが、あとから替える手もある
- 外構に使うと暮らし始めてすぐの不便が減り、生活が整いやすくなる
ここがこの記事の中心です。200万円をどこに使うかで、家の性格が変わります。
僕が担当の方に「200万円あったら何をしますか?」と聞いたとき、即答で「断熱です」と返ってきました。理由を聞いて、なるほどと思ったんですよね。
この章では、4つの使い道を順番に見ていきます。それぞれに向いている人が違います。
広さに使う場合
坪単価50万円なら、200万円で4坪増やせます。20坪が24坪になる計算です。
4坪は8畳ぶん。部屋を1つ足すこともできますし、LDKを広げることも、収納を厚くすることもできます。
家族が3人以上いるなら、この使い方がいちばん効きます。狭さは毎日感じるものなので、面積の余裕は暮らしの余裕に直結するんですよね。
ただし、平屋の場合は土地も要ります。4坪増やすには敷地も8坪ほど広くなるので、土地から購入するなら、そこも計算に入れてください。
土地を持っているなら、この選択肢がいちばん素直です。使える敷地に余裕があるかどうかを、先に確認してみてください。
広さを増やすときは、どこに足すかも考えどころです。LDKに足すと家族の時間が広がり、収納に足すと日々の片付けが楽になり、個室に足すとそれぞれの居場所ができます。
僕なら収納に半分、LDKに半分という配分にすると思います。収納が足りない家は、そのうち居室に物があふれてくるんですよね^^;
断熱に使う場合
断熱の仕様を上げると、初期費用が50万円から100万円ほど増えます。
具体的には、窓を樹脂サッシの複層ガラスにする、断熱材の厚みを増す、気密の施工を丁寧にやる。この3つです。
窓の仕様が、断熱性能にいちばん大きく効きます。
アルミサッシと樹脂サッシでは、熱の伝わり方がまるで違います。壁の断熱材を厚くするより、窓を変えるほうが体感の差が出るんですよね。
戻ってくるのは光熱費です。冷暖房の効率が上がるので、年間で2万円から4万円ほど下がることがあります。20年で40万円から80万円。初期費用とほぼ並びます。
そのうえ、室温が安定するので暮らしやすさも上がります。平屋は屋根と外壁の面積が広いので、断熱の効果が2階建てより大きく出る形です。担当の方が即答したのは、この理由でした。
もうひとつ、あとから足せないという点も大きいです。設備は入れ替えられますが、壁の中は建てるときにしか触れません。
水回りに使う場合
キッチンと浴室のグレードを上げると、40万円から80万円ほど。
キッチンなら、天板の素材、収納の作り、食洗機の有無。浴室なら、浴槽の断熱性能、床の乾きやすさ、掃除のしやすさ。このあたりが変わります。
毎日使う場所なので、満足度は高くなります。とくに掃除のしやすさは、10年20年で見ると大きな差になるんですよね。
ただ、この部分は住み始めてからでも替えられます。10年後や15年後にリフォームするタイミングで上げる、という選択もあります。
優先順位としては断熱のあと、というのが僕の考えです。ただ、料理をする時間が長い方や、お風呂の時間を大事にしている方なら、ここに使う判断も十分にありだと思います^^
選ぶときの軸は「掃除のしやすさ」かなと思います。天板の継ぎ目が少ない、排水口の形が単純、床の水が切れやすい。こういう部分は毎日効いてきます。
ショールームで見るときは、見た目より手入れのしやすさを聞いてみてください。「ここはどうやって掃除しますか?」と聞くと、具体的な説明が返ってきます。
外構に使う場合
意外と見落とされるのが、この使い道です。
外構は建物本体の1割前後が目安なので、1200万円の家なら120万円ほど。ここに200万円を回すと、かなりしっかりした形になります。
駐車場の土間コンクリート、玄関までのアプローチ、門柱、道路側のフェンス。この4つがそろうと、暮らし始めてすぐの不便が減ります。
とくに駐車場は先にやっておきたいところです。砂利のままだと雨のたびに泥が上がって、毎日のことなので効いてきます。
逆に、フェンスや植栽は住み始めてから足せます。地面の下に関わるものだけ先にやって、上に置くものは後回し。この順番なら、予算を分散できます。
注文住宅として組む場合の考え方
- 自由設計にすると設計料と手間が乗るので、坪単価が上がりやすくなる
- 建物の形をシンプルに保てば、自由設計でもこの帯に収まることがある
- 地元の工務店は坪単価が読みにくいので、総額でそろえて比べていく
- 規格と自由設計の中間にあたる方式が、この価格帯では選びやすい
ここまで規格プランを前提に書いてきましたが、自由設計という選択肢もあります。
「注文住宅で建てたい」という気持ちは自然なものだと思います。せっかく建てるなら、自分たちの暮らしに合わせたいですよね。
自由設計だと坪単価が上がる
一から間取りを作る方式だと、設計に時間がかかります。
打ち合わせの回数が増え、図面を何度も引き直し、使う部材も一軒ごとに違う。この手間がそのまま金額に乗ります。
目安として、同じ広さでも坪単価が10万円から20万円上がります。24坪なら240万円から480万円の差です。
1200万円という枠で自由設計を選ぶと、広さを20坪前後まで絞ることになります。ここはトレードオフなんですよね。
打ち合わせの回数も違います。規格プランなら3回から5回で決まりますが、自由設計だと10回を超えることも珍しくありません。共働きだと、この時間の確保がけっこう大変です^^;
設計料の扱いも会社によって違います。本体工事費に含んでいる会社と、別途で計上する会社があります。別途の場合は工事費の3%から5%ほどが目安です。
見積書に設計料の項目があるかを確認してください。書かれていなければ、含まれているのか別途なのかを聞く。ここが抜けていると、あとから数十万円が乗ります。
形をシンプルに保てば収まる
ただ、自由設計でもこの帯に収める方法はあります。
四角い総平屋にする、屋根を片流れか切妻にする、窓の数を絞る、水回りをまとめる。この4つを守ると、施工の手間がかなり下がります。
凹凸のある形にすると、同じ延床でも1割前後の差が出ます。
つまり「自由設計だから高い」のではなく、「複雑な形だから高い」んですよね。形をシンプルに保ったまま、間取りだけ自由にする。この組み方なら成立します。
地元の工務店に相談するときは、この方針を先に伝えてください。「形はシンプルで構わないので、間取りを合わせたい」と言うと、そこに合わせた提案が返ってきます。
屋根の形も金額に効きます。片流れがいちばん単純で、切妻がその次。寄棟や入母屋になると、板金の加工が増えて手間がかかります。
平屋は屋根の面積が広いので、この差が2階建てより大きく出ます。同じ24坪でも、屋根の形だけで数十万円動くことがあるんですよね。
工務店は総額でそろえて比べる
地域の工務店は、坪単価を公表していないことが多くあります。
一軒ごとに条件が違うので、平均を出しにくいんですよね。だから「坪いくらですか?」と聞いても、はっきりした答えが返ってこないことがあります。
比べるときは総額でそろえてください。同じ条件を書いた紙を各社に渡して、住み始めるまでに必要な合計額を出してもらう。
この方法なら、規格プランの会社と工務店を横に並べられます。金額だけでなく、提案の中身まで含めて比べられるようになります。
工務店を選ぶときは、その会社が平屋をどれくらい建てているかも聞いてみてください。実績が多いほど、収まりのいい提案が出てきます。
施工の体制も確認しておきたいところです。年間何棟建てているか、専属の大工がいるか、現場監督は何現場を掛け持ちしているか。ここは金額に出てこない部分ですが、仕上がりに直結します。
中間の方式が選びやすい
実際にいちばん現実的なのが、この方式です。
規格プランをベースにして、一部だけ変更する。壁を1枚動かす、収納の位置を変える、窓を1か所増やす。こういう調整なら、価格を大きく動かさずにできます。
変更できる範囲は会社によって違うので、最初に確認してください。「どこまで変えられますか?」と聞けば、一覧を見せてもらえることが多いです。
完全な自由と完全な規格のあいだに、けっこう幅があるんですよね。ここを知っているかどうかで、選べる会社の数が変わります^^
3人家族で暮らすなら、ここを押さえる
- 子ども部屋は6畳あれば足りるので、そこを基準に配分を決めていく
- 家事の動線を1階でまとめられるのが、平屋のいちばんの利点になる
- 収納は使う場所の近くに置くと、量が同じでも足りるようになってくる
- 子どもの成長に合わせて、部屋の使い方を変えられる形にしておきたい
- 音の伝わり方は平屋のほうが読みやすいので、配置で工夫していく
この価格帯で建てる3人家族に向けて、押さえておきたい点をまとめます。
子どもが1人いる家庭だと、24坪はちょうどいい広さです。狭くもなく、余りもしない。この規模の設計は、けっこう考えどころが多いんですよね。
子ども部屋は6畳を基準にする
子ども部屋の広さは、6畳あれば足ります。
ベッド、机、収納。この3つを置いても動けます。8畳にすると余裕は出ますが、そのぶんLDKか主寝室が狭くなります。
実際のところ、子どもが部屋にいる時間は思ったより短いという話もよく聞きます。小学生のうちはリビングで過ごすことが多く、部屋を使い始めるのは中学生あたりから。
それなら、子ども部屋を6畳にしてLDKを広く取るほうが、家族の時間が長くなります。この配分は家庭ごとの考え方が出る部分です。
迷ったら、今の家で子どもがどこにいる時間が長いかを見てみてください。それが答えに近いと思います。
子ども部屋を作るなら、収納は造り付けにしないほうが融通が利きます。ハンガーパイプと棚だけ用意しておいて、あとは家具で調整する。成長に合わせて変えられます。
机の位置も、コンセントの数で決まってしまいます。壁の2面にコンセントを付けておくと、あとから配置を変えられます。数千円の差なので、多めに入れておくのがおすすめです^^
家事の動線を1階でまとめる
平屋のいちばんの利点が、これです。
洗う、干す、たたむ、しまう。この4つが同じ階で完結します。2階建てだと洗濯物を持って階段を上ることになりますが、平屋にはそれがありません。
さらに配置を工夫すると、この距離が短くなります。洗面の隣に室内物干しを作り、その隣にファミリークローゼットを置く。この並びだと、移動がほとんどなくなります。
共働きの家庭では、この差が毎日効いてきます。
キッチンからの見通しも大事です。料理をしながら子どもの様子が見える配置にしておくと、目が届きます。平屋は家全体が同じ階にあるので、この点でも有利なんですよね。
玄関からの動線も考えておきたいところです。帰ってきて手を洗う、上着を掛ける、荷物を置く。この3つが玄関の近くでできると、リビングに物が持ち込まれません。
洗面を玄関の近くに置く配置は、この点で人気があります。ただし来客のときに生活感が見えるので、そこは好みが分かれます。図面を見ながら、どちらを取るか決めてください。
収納は使う場所の近くに置く
24坪だと、収納の量には限りがあります。
だから量を増やすより、配置で解くほうが効きます。使う場所の近くにあれば、少ない量でも回るからです。
掃除機はリビングの近く、上着は玄関の近く、日用品のストックはキッチンの近く。この3つを押さえるだけで体感が変わります。
子どもの物は、リビングの一角に専用の場所を作るのがおすすめです。ランドセルや教科書を置く場所があると、床に散らからなくなります。
小屋裏収納を使う手もあります。平屋は屋根の下に空間ができるので、季節家電や思い出の品をそこに上げれば、延床を増やさずに容量を確保できます。費用は20万円から50万円ほどです。
収納の量を決めるときは、今の家の持ち物を測るのがいちばん確実です。押し入れ何間ぶん、クローゼット何メートル。数字にして伝えると、提案の精度が上がります。
「収納は多めで」とだけ伝えると、各社が思う多めが返ってきます。基準がないので、比べようがないんですよね。数字にするだけで、返ってくるものが変わります。
成長に合わせて変えられる形にする
子どもが1人なら、10年後には部屋の使い方が変わっているはずです。
独立したあとの部屋をどう使うか。書斎にする、趣味の部屋にする、来客用にする。あるいは夫婦それぞれの部屋にする。
そのときに使いやすい形にしておくと、長く暮らせます。具体的には、コンセントを多めに入れておく、引き戸にして開け放てるようにしておく。どれも建てるときなら数万円です。
逆に、今の使い方に合わせすぎると、変化に対応しにくくなります。造り付けの家具をたくさん入れると、あとから配置を変えられません。
可変性を残すコツは、造作を減らして壁と設備を整えることかなと思います。コンセント、照明の位置、エアコンの下地。この3つがそろっていれば、家具でどうにでもなります。
逆に、造作の棚やカウンターは動かせません。本当に必要な場所だけに絞ると、あとの自由度が残ります。
音は配置で解ける
平屋で気にする方が多いのが、音です。
2階建てだと上下で音が伝わりますが、平屋は同じ階に全部あるので、隣の部屋の音が聞こえやすくなります。
ただ、これは配置で解ける部分でもあります。寝室と子ども部屋のあいだに収納やトイレを挟む、水回りを寝室から離す。この2つで、かなり変わります。
逆に平屋のいいところは、上下の音がないことです。2階の足音が下に響く、という悩みがありません。
図面をもらったら、部屋の並びを見て「ここに音が伝わりませんか?」と聞いてみてください。設計の方が配置を調整してくれることがあります^^
見積書で確かめる建築費の中身
- 本体工事と付帯工事と諸費用に分けて読むと、差の理由が見えてくる
- 付帯工事には地盤や引き込みが入るので、金額が読みにくい部分になる
- 総額は本体1200万円に対して1700万円前後を見込んでおくと安心できる
- 一式とだけ書かれた項目が多いと、あとから範囲が変わりやすくなる
最後に、見積書の読み方です。ここを押さえておくと、複数社の提案を横に並べられます。
僕が最初にもらった見積書は、本体工事一式と書かれた紙が1枚でした。総額はきれいな数字でしたが、地盤改良も外構も入っていませんでした^^;
3つに分けて読む
見積書の様式は会社ごとに違うので、自分で分類し直します。
1つ目が本体工事費。基礎、構造、屋根、外壁、内装、住宅設備。建物そのものにかかるお金です。
2つ目が付帯工事費。給排水とガスの引き込み、地盤調査と地盤改良、外構、既存建物の解体。
3つ目が諸費用。登記、住宅ローンの手数料と保証料、火災保険、税金、カーテンと照明とエアコン。
この3つに整理すると、A社にあってB社にない項目が見つかります。そこが差の理由です。
並べ方としては、表計算のソフトか紙に3列書くのが早いです。縦に項目、横に3社。埋めていくと、どこに差があるかが一目で分かります。
金額が大きく違う項目が2つか3つ見つかるはずです。そこだけ理由を聞けば、比較としては十分です。全部の項目を追いかける必要はありません^^
差が出やすいのは、地盤改良、外構、そして仕様のグレードです。この3つを確認すれば、たいていの違いは説明がつきます。
付帯工事は読みにくい
いちばん厄介なのが、この部分です。
地盤改良は、調査するまで金額が確定しません。表層改良なら50万円前後、柱状改良で80万円から150万円、鋼管杭になると200万円を超えることもあります。
平屋は建築面積が広いぶん、改良する範囲も広くなります。同じ延床の2階建てより金額が上がりやすい部分です。
予備費として100万円ほど見込んでおくと、あとで慌てずに済みます。不要だったら他に回せばいいだけなので、多めに見ておくほうが安全です。
引き込み工事も読みにくい部分です。前面道路に上下水道の本管が通っていれば数十万円で済みますが、離れていれば距離のぶん費用が増えます。
土地を検討する段階で、上下水道が引き込み済みかを確認してください。「前面道路に本管はありますか? 敷地内まで引き込み済みですか?」の2つを聞けば分かります。
総額は1700万円前後
実際の数字を並べてみます。
- 本体工事:1200万円
- 付帯工事(引き込み・地盤・外構):300万円
- 諸費用(登記・保険・税金・カーテン等):200万円
- 合計:1700万円
土地を持っている場合の総額がこれです。年収でいうと450万円から550万円の帯、月々の返済は8万円から10万円ほど。
土地から購入する場合は、ここに土地代が乗ります。50坪を坪20万円で買えば1000万円なので、総額は2700万円になります。
住宅金融支援機構が公表しているフラット35利用者調査を見ると、実際に建てた方の所要資金や返済負担率の分布が確認できます。自分の計画がどのあたりに立つのかを知る材料になります。
この総額に対して、自己資金をいくら入れるかで借入額が決まります。総額1700万円で自己資金300万円なら、借入は1400万円。月々の返済は4万円台まで下がります。
一式と書かれた項目に注意
見積書を読むときに見ておきたいのが、項目の細かさです。
「本体工事一式」とだけ書かれていると、何が含まれているのか確認のしようがありません。あとから範囲が変わることがあります。
項目が細かく分かれているほうが、比べるときに役立ちます。細かいから高いということではなく、何にいくらかかっているかが見えるぶん、削れるところも分かるんですよね。
数量と単価に分かれている見積書なら、さらに読みやすくなります。「この形式で出してもらえますか?」と頼んでみてください。丁寧な会社なら対応してくれます。
まとめ:1200万円の平屋は、選べる幅が出てくる価格帯
1200万円という帯は、坪単価50万円で24坪、55万円で22坪あたりが目安になります。いちばん安い価格帯だと形がほぼ決まってしまいますが、200万円足すと選択肢が出てくる。広さに使うか、断熱に使うか、水回りに使うか、外構に使うか。この4つのどれを選ぶかで、家の性格が変わります。順番としては断熱を先に、というのが僕の考えです。設備は10年後に入れ替えられますが、壁の中は建てるときにしか触れないからです。
担当の方に「200万円あったら何をしますか?」と聞いたとき、即答で「断熱です」と返ってきました。理由を聞いて納得しました。平屋は屋根と外壁の面積が広いので、断熱の効果が2階建てより大きく出る。しかも光熱費で戻ってくる分がある。知り合いのご夫婦が23坪の平屋を建てて「使う場所だけ持つと、こんなに楽なんだ」と言っていたのも、この規模ならではだと思います。
まだどこにも相談していない段階なら、今がいちばん動きやすいときです。一社だけで決めなくて大丈夫です。
- 坪単価50万円で24坪、55万円で22坪あたりが広さの目安
- 規格プランをベースに一部だけ変更できる方式が選べるようになる
- 断熱か水回りのどちらかを上げられるが、両方は難しい
- 部屋数を増やしても金額はほぼ変わらず、面積の配分が変わるだけ
- 平屋は階段がないので、22坪でも2階建ての25坪ほどの感覚になる
- 敷地は50坪から55坪ほど必要になる
- 200万円の使い道は広さ・断熱・水回り・外構の4つ
- 自由設計でも形をシンプルに保てばこの帯に収まる
- 付帯工事と諸費用を足すと総額は1700万円前後になる
- 地盤改良は予備費として100万円ほど見込んでおく
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平屋の家づくりでいちばん心がはずむのは、自分たちの暮らしが図面の上に描かれた瞬間です。
子ども部屋の場所、洗濯物の通り道。紙の上で話すと、家族それぞれの「こうしたい」が自然に出てきます。
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費用はかかりません。依頼する会社は自分で選べます。

